特集は「20世紀後半に伝説を残した指揮者たち」 月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」3月号、19日発売

産経新聞社は月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」3月号を1月19日(土)に発売しました。特集は「20世紀後半に伝説を残した指揮者たち」。詳細は同誌公式サイト(http://www.mostly.jp/)で。


ベーム、セル、ムラヴィンスキー、チェリビダッケら20世紀後半は巨匠指揮者がきら星のごとく存在しました。1980年代にミラノ・スカラ座などとたびたび来日して非常に人気があった指揮者にカルロス・クラシバー(1930-2004)がいます。父は名指揮者、エーリッヒ・クライバーで、ナチス・ドイツから逃れ、アルゼンチンに亡命したため、カルロスはブエノスアイレスで音楽を学びはじめ、父の反対を押し切って指揮者の道を進みました。請われてもオーケストラや歌劇場のポストに就かず、フリーで活躍し、公演をすぐにキャンセルすることで知られていました。

 しかし、日本ではほとんどの公演を指揮しました。というのも、父親は1956年に亡くなっており、日本でエーリッヒの演奏を聴いたことのある聴衆はいません。音楽評論家の許光俊氏は、「クライバーは、ずっと父親に対してコンプレックスや敵意を抱いていた。それが刺激される可能性が日本ではほとんどなかった」からと指摘しています。

 特集はほかに、ショルティ、シノーポリ、ミュンシュら巨匠や、ドイツ・オーストリア系、フランス、チェコ・ハンガリーなど各国の指揮者を取り上げています。

発  行:産経新聞社
発  売:日本工業新聞社
定  価:1030円(税込み)
お問合せ:モーストリー・クラシック編集室 ☎03-3243-8503