初代天皇の息づかいが伝わる一冊 産経NF文庫「神武天皇はたしかに存在した」1月25日発売

産経新聞社の関連会社、潮書房光人新社が発行する産経NF文庫「神武天皇はたしかに存在した 神話と伝承を訪ねて」(産経新聞取材班著、本体810円+税)が1月25日(金)に発売されました。日本の始まりは、カムヤマトイハレビコノミコト(後の初代天皇・神武天皇)の東征と即位にあるとして、日向から大和に至る東征ルートを産経新聞取材班がたどり、当時の事情や苦労を追体験したのが本書。4月に天皇陛下が譲位され、平成が終わろうとする今、皇室制度のある現代日本を生んだ偉業といえる「神武東征」について知る好機となります。


国造りを果たすまでの「神武東征」は16年の長旅でした。東征ルートのほぼすべての地に、その伝承は残っています。出港の地、美々津(宮崎県日向市)では早朝に子供たちが全戸の戸を「起きよ、起きよ」とたたいて回る祭りがあります。潮と風向きを見た神武天皇が急な出港を決め、家来たちをたたき起こし、あわただしく船出した伝承を再現したもので、本書には、こうした現代にも息づくエピソードが満載です。

神武天皇は存在しなかったという見方も根強くあるなか、記紀に盛られていない伝承、歴史が無数にあることも分かりました。複数の説がある神武天皇の誕生地もその一つ。取材班がどう判断し、取材対象を絞り込むかも読みどころです。

【産経NF文庫】産経新聞出版が昨年7月、ノンフィクションなどを中心に創刊した新レーベル。発行・発売は平成29年11月から産経新聞出版のグループ会社となった潮書房光人新社。