特集はベートーヴェンの『「傑作の森」 中期』 月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」12月号、10月19日発売

産経新聞社発行の月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」12月号が10月19日(土)に発売されます。先月号に続き、“楽聖”ベートーヴェンを特集しています。来年のベートーヴェン生誕250年に合わせた企画で、今月号は『「傑作の森」 中期』というタイトル。ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、ピアノ・ソナタ第23番「熱情」など傑作の数々を取り上げています。詳細は同誌公式サイト(http://www.mostly.jp/)で。

ベートーヴェンの中期を「傑作の森」と称したのはフランスの作家、ロマン・ロラン(1866-1944)。ロランが書いたベートーヴェンの伝記は大正時代に翻訳され、日本のベートーヴェン受容に大きな影響を与えました。

「ジャジャジャジャーン」という出だしで始まる交響曲第5番「運命」も中期の傑作。クラシック音楽の中でもっとも知られた作品の1つでしょう。1807年に作曲され、翌年、初演されました。「運命」はベートーヴェンが付けたタイトルではありません。秘書のシンドラーが「ジャジャジャジャーン」の意味を尋ねると、「かくして運命は扉を叩く」と答えたというエピソードに基づいています。残念ながら今ではこの逸話の信憑性は失われているのです。

中期に生まれた作品は交響曲第4~8番、ピアノ協奏曲第4、5番、ヴァイオリン協奏曲、ピアノ・ソナタ第23~27番、歌劇「フィデリオ」など多岐にわたります。まさしく「傑作の森」という形容がふさわしい中期です。

また、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞したドイツのヴァイオリニスト、アンネ=ゾフィー・ムターのロング・インタビューを掲載しています。

発  行:産経新聞社
発  売:日本工業新聞社
定  価:1080円(税込み)
お問合せ:モーストリー・クラシック編集室 ☎03-3243-8503