SANKEI SHIMBUN RECRUIT 2022

産経新聞社 採用サイト

社長メッセージ

株式会社 産業経済新聞社 
代表取締役社長
HIROHIKO IIZUKA
飯塚 浩彦

産経新聞社について
教えて下さい

産経新聞社は今年で創刊86年を迎えました。86年というと、そこそこ歴史のある会社のように聞こえますが、日本中に数ある新聞社、特に全国紙の中では後発といっていいと思います。もともと、新聞の販売店主だった前田久吉さんが産経新聞の前身となる「日本工業新聞」を大阪で創刊したのが昭和8年です。そして17年に日本工業新聞を中心に名古屋以西の経済紙をまとめ、産経新聞となり東京で発行を始めたのは、戦後の昭和25年のことです。
産経新聞社は、他社に比べ後発であったため、そうしたビハインドを跳ね返すべく、創刊以来、世間の常識を打ち破る取り組みに挑戦してきました。25年に日本で初めて婦人面を創設したのも、44年に初めて駅売りのタブロイド紙「夕刊フジ」を創刊したのも産経新聞社です。サンケイスポーツもチャレンジングな取り組みでした。東京で発行を始めたのは、東京オリンピックの前の年、38年のことです。他のスポーツ紙はすでに10年以上前に東京で発行しており、サンスポは〝周回遅れ〟の戦いを強いられましたが、ここでもチャレンジ精神を発揮して、今では即売の部数でトップ争いを展開しています。
48年に、新聞に「正論」欄を創設したのも果敢な挑戦となりました。まだ安保闘争や全共闘運動の余韻が色濃く残っていたころです。その時代に、世におもねらず、国益に沿った主張を展開する「産経ジャーナリズム」と「日本を愛し、その歴史に誇りを持つ」という「正論」を主張するというのは覚悟が必要でした。こうした先人たちの挑戦の歴史が、今の産経新聞の言論を支えているといっても過言はありません。
今は、インターネットのポータルサイトやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で簡単に世界中のニュースにアクセスできるようになりました。ただ、そうしたサイトのニュースソースとなっているのは、ほとんどがわれわれ新聞社の情報です。そうしたサイトが地道な取材をするわけではありません。ましてや、世間に埋もれている事実をみずから発掘して報じるようなことは、決してありません。われわれ高度な訓練を受けた報道機関がその役割を担っているのです。インターネットを介して「フェイクニュース」が瞬時に世界中を駆け巡るいま、「真実」を追求する新聞社の存在意義はますます大きくなっています。そういう意味では、新聞社の役割はますます重要になりますし、これまで以上に国民の「知る権利」に応え、民主主義を支えていかなければなりません。

産経新聞社で働く「面白さ」
について教えてください

新聞社の仕事は非常に面白い仕事だと思っています。新聞社の仕事はただ単に新聞をつくることにとどまりません。「職種のデパート」とよく言われますが、新聞社には実際、たくさんの仕事があります。とても選択肢の多い仕事だと思います。そのような多様な職種の中で、最も陣容が厚いのは、報道機関ですので、やはり記者などの編集関連業務です。私自身も記者として長く編集業務に携わってきました。記者の仕事は世の中の皆さんが知らないことを代わりに見聞きして、記事にする仕事です。誰も知らない事実や出来事に肉薄し、そして実際にニュースを発掘して伝え、歴史を創るとまではいきませんが、世の中を動かすという喜びが記者の醍醐味です。ただ、今は誰もがスマートフォンを持ち、事件や事故現場などの情報をすぐに発信できる時代です。そうした時代に、記者に求められているのは、近所の人がSNSでは発信できない事実に基づいた正確な情報、そして事件や事故の背景をしっかり調べて深掘りして報じることです。そうでなければ、アマチュアと同じになってしまいます。営業でも、新聞の記事の下にある広告だけでなく、ネット向けに「こういうことが出来ます」というアイデアをお客さまに提案して新しい仕事を取っていく課題解決力が求められています。新聞社にはこのほかに、イベントを手がける事業、販売、そして総務、人事、経理など幅広い仕事がありますが、いずれの職種の社員でも報道機関であることを常に意識して働いています。

産経新聞社の未来像について
はどのように考えていますか

産経新聞社は報道機関であり、中心的な仕事が新聞を作るということに変わりはありません。とはいえ、今はデジタルの時代であり、インターネット抜きでの今後の展開は考えられません。デジタルは新聞の敵ではなく、どのようにデジタルを活用するかがこれからの事業の最大のポイントです。巨大なデジタル領域で、これまで産経新聞社が培ってきた「信頼性」や「信用力」、「影響力」を活かした総合メディア企業を目指すのが最善の道だと考えています。デジタルの分野で上質な記事や情報を「呼び水」にして、多くの顧客をデジタル領域に集めたい。そこに産経新聞社が扱うあらゆる商品やサービスを提供して、お客さまに満足していただくというビジネスモデルです。我が社の読者にとどまらず、他紙の読者や、新聞を読んでいない人たちにも、産経新聞のデジタルサービスを大いに利用してもらい、新たなお客さまになってもらいたいと思っています。

最後に求める人材像について
聞かせて下さい

産経新聞社で働いて欲しい人は「好奇心旺盛」「フットワークが軽い」「何にでも挑戦する」「自分で物事を考えられる」という要素を持ち合わせた人です。ニュースの発掘には、やはり好奇心とフットワークが必要です。私は支局時代も社会部時代も日々取材に駆け回り、世の中のさまざまな出来事を見聞きしました。その中で数え切れない方々と出会い、その人たちとの出会い、交流を通じて、人間として大きく成長できた気がします。挑戦ももちろん大事な要素です。今は、デジタルという国境のない大きな「海」が目の前に広がっています。デジタル分野は、世界の誰もが思いついていないアイデアがまだたくさん埋もれており、やろうと思えば何でもできます。裏返せば、すごくチャレンジのしがいのある分野だと思います。新たなアイデアを生み出すためにも、よく考える人であって欲しいと思います。人の意見に左右されず、自分の頭で考え、自分なりの意見、私論を述べられるよう、常に考え抜くことが、変化の激しい時代を生き抜くカギになるだろうし、とても大事な要素だと考えています。