社長メッセージ

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株式会社産業経済新聞社

代表取締役社長

ハナリ テツロウ 羽成 哲郎

産経新聞について教えてください

産経新聞は、大正時代に大阪で創刊した「南大阪新聞」と、明治期に日本の文明開化を支えた福沢諭吉が「独立不羈」を掲げて創設した「時事新報」という2つのルーツを持っています。戦中に大阪で産経新聞として第1号を発行、昭和33(1958)年に東京と大阪でそれぞれ別の名称で発行していたものを「産経新聞」に題号統一しました。

その後、東西冷戦の緊張が続く昭和45(1970)年に「産経信条」を策定して、「産経は民主主義と自由のためにたたかう」と宣言しました。産経信条は今も会社が目指す理念として引き継がれています。

産経新聞の報道の柱は日本を愛し歴史に誇りを持つ「正論路線」、何事にもおもねらず、事実に基づいて主張すべきことをはっきり主張する「産経ジャーナリズム」として知られています。強大な権力に対しても、また、ときには世の中の大勢に見える流れに対してでも、あるべき姿をはっきりと主張していく。こうした姿勢で日本のメディアの中で独自の立ち位置を占めてきました。

産経新聞社で働くことの「魅力」はどこにありますか

自由闊達な社風で、やる気と実力さえあれば若手でもチャンスを与えられます。チャレンジ精神旺盛な人にとってはぴったりな会社といえるでしょう。

記者(取材部門)であれば、知られていない事実や埋もれた背景に迫り、書いた記事の影響力によって世論を喚起し、ひいては世の中を動かすことにつながることもあります。日々の地道な努力の積み重ねが大きな結果につながる醍醐味と言えるでしょう。

誰もが情報を発信し、世界中の情報をいつでも入手できる時代になったからこそ、メディアは責任を持って確かな情報を伝えていくことが求められます。政治、外交、経済、社会などさまざまな領域で、日本の課題を解決するために何ができるのか。産経新聞は確かな取材と多角的な分析に根差したものであれば、若手でもどんどん世に問う記事を書くことができます。

一方、メディアビジネス、事業などの部門からなるソリューションビジネスは会社の収益を支える一方、社会課題の解決に取り組みます。広告やイベントを通じてお客様に「こういうことができる」と積極的にアイデアを提示し、新しい価値を生み出していく面白さがあります。新聞の販売、そして人事、経理、法務などのコーポレート部門もありますが、いずれの職種の社員も、社会において公的な役割をもつ会社であることを常に意識し、誇りに思いながら働いています。

社の将来像をどう描いていますか

新聞社の存在意義は、確かな報道にある―という大原則は変わりません。しかし時代の変化に対して新聞社も無縁ではいられません。これまで紙の新聞で届けてきたコンテンツをインターネットやSNSで、ときには音声や動画でより便利でわかりやすく感じていただけるようにしたいと考えています。

こうした中でAI(人工知能)を自然に使いこなすことはもはや前提となりつつあります。ただ、人間にしかできないことがあります。現場に足を運び、人と話して真偽を見極め、土地の匂いや空間の広がりを感じる。こんなことはAIには任せられない、人間だからこそできる楽しい体験だと思います。

新聞社としてこれまで培ってきた「情報収集・分析力」「見やすく、的確に発信する力」「信頼」を基に、社会の課題を解決するための責務を果たそうと考えています。

どんな人材を求めていますか

「好奇心旺盛」「フットワークが軽い」「粘り強い」「何でも挑戦する」「自分で物事を考えられる」という要素のうち、何か一つでも持っている人と、一緒に働きたいと思っています。

ニュースの発掘には、やはり好奇心とフットワークが必要です。また、新たなビジネスの仕組みを作り出すには、挑戦し続けるベンチャー精神や協業先との粘り強いやり取りが欠かせません。そして何よりも、言われてから動くのではなく、自ら率先して物事を考えなければなりません。インターネットやAIで一応の正解らしきものを導き出せても、取材やビジネスの場で人と人とがやりとりする際に、自分で物事を考えられなければ信頼を勝ち取ることはできないでしょう。

新聞社にとっては、あるいはほかのあらゆる企業にとっても、大海原が今、目の前に広がっています。世界の誰もが思いついてないアイデアがまだたくさん埋もれていて可能性は広がっています。産経新聞社は、社員のチャレンジを受け止められる会社です。

自分の頭で考え、意見を述べ、記事や事業として形にしていく。

新時代のメディア像、ビジネスモデルを描ける人材を心待ちにしています。

2026年で、産経新聞は3万号を迎えます

聞きなれない言葉かもしれませんが新聞は毎日発行して「紙齢」として号を重ねています。「産経新聞」として創刊されてからの3万号を令和8(2026)年8月に迎えますが、この号数は大手新聞社の中では後発といえるでしょう。

それゆえに、産経新聞社は世間の常識を打ち破る取り組みに挑戦してきました。夕刊紙の創刊や紙面のカラー化に加え、ニュースサイトの充実にも早い段階から情熱を傾けてきました。

社を支えてきたのは、そのときどきの社員の「挑戦」です。このチャレンジ精神を持つ皆さんとともに、次の「紙齢4万号」を目指しましょう。